株式会社R・Y・Uは、西暦2000年新宿区で創業し、2008年渋谷区幡ヶ谷に移転して以来、住宅・商業施設・駅・工場・公共施設等、規模の大小・新築・改修工事問わず、様々な建設建築物の防水工事に携わってきました。
全くのゼロから始めたまだ比較的若い会社ではございますが、今現在もこうして建設・建築産業の中に身を置き、又それを通して僅かではありますが、社会生活の維持・発展に寄与出来ていると自負が持てるのも、一重に今まで出会った御施主様・元請様・設計者様・関係業者様・メーカー様・材料商社様・運送業者様の御懇意の賜物だと思っております。
これからも新しい技術・知識を常に習得しながら、当社のモット―である「技術と共に人的サービスも提供する企業」として、引き続き皆様のお役に立てるよう従業員一同邁進して参りますので、変わらぬご愛顧の方、宜しくお願い申し上げます。
今日、建設・建築業界は変革の時を迎えています。
日本は、元来が木の文化で、尚且つ自然災害が多い風土も手伝ってか、ごく自然に余り疑うことなく “造っては壊しまた造る” ということを繰り返してきました。しかし、有史以来初めてと言える人口減少時代を迎え、今までと同じやり方ではすぐに人も資本も足りなくなることは、言うに及ばない避けようのない事実です。
勿論、近年のIT化の助けで、建設・建築業界も多少作業効率が上がることが予想されはしますが、重機等の進化は別にして、五感と経験と手足、特に指先に頼るという業務の性格上、その恩恵に与る部分は少ないと言わざるを得ません。
そんな中、今我々が最優先で考え、実践しなければなければならないことは、未来の負担を少しでも減らすために、如何に長寿命可能な建物を造り、またその建物をメンテナンス等で如何に末長く維持することが出来るか、ということに尽きると思います。
その上で重要になってくるものの一つが “防水” という観点です。
建造物の大敵は、水・揺れ・湿気・急激な温度変化・紫外線が主なのですが、きついことに我が国は地震・台風等含め、その条件がフルに当てはまっています。昨今の地球温暖化に伴う異常気象下においては、その条件はますます過酷なものになって行くことが、私も子供を持つ身として余り認めたくはないのですが、多分に予想されます。
当社は、お客様の財産である建物を如何に長く守り続けられるかを、様々な条件と照らし合わせながらトータルで考え提案し、誠実そして迅速に提供することを信条としております。
また、この業界に限ったことではありませんが、関わるコストの面でもまだ問題があります。
多重構造、という言葉に代表されるように、あまり必要性のない幾つもの業者が介在し、結局のところ、価格に見合った技術がお客様のもとに提供されていない、といったようなことが残念ながら未だに多々見受けられます。
当社はハードに重きを置かない新しい業務体系で徹底したコスト削減を図り、また受注・施工・管理を一括化させることで、より高品質で責任感のあるの技術を低価格でお客様に提供し、施工後のケア・メンテナンスの提案等も出来るよう、日々努力しております。
そのことがお客様の利益は勿論、技術者の待遇改善ひいては経営の健全化にもつながり、最終的に、企業そして人としての社会貢献・幸福追求に繋がるものと考えております。